目次
第1部 断定表現研究序説(江戸語・東京語;断定表現の通時的研究の意味)
第2部 終助詞「さ」の通時的研究(江戸語の終助詞「さ」の機能に関する一考察;江戸語の「動詞連用形+て+さ」表現形式に関する一試論―西部待遇表現「動詞連用形+て+指定辞」との関係から ほか)
第3部 助動詞「です」の通時的研究(江戸後期口語資料に見る助動詞「です」の意味―その使い手と語感を通して;歌舞伎台帳に見る助動詞「です」の様相―その意味と使用意図に関して ほか)
第4部 その他の断定表現(江戸語における「でございます」;遊里における「であります」の使用意図―江戸後期の洒落本、人情本の調査から ほか)
著者等紹介
長崎靖子[ナガサキヤスコ]
1982年3月東北大学文学部史学科(東洋日本美術史研究室)卒業。1997年3月共立女子大学大学院比較文化研究科修士課程修了。2001年9月日本女子大学大学院文学研究科博士課程後期修了。博士(文学)取得。2006年4月より川村学園女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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