目次
1 源氏物語の時代
2 「廿巻本『源氏物語絵巻』」詞書の本文史―「“摂関家伝領本”群」と別本三分類案鼎立のために
3 「秘伝」から「秘説」へ―『原中最秘鈔』の學史と學統
4 源平政権交代史の幻影―『太平記』外伝
5 伝阿仏尼等筆本『源氏物語』傳來史
6 佐渡時代の大島本『源氏物語』と桃園文庫
7 “戦国時代”の『源氏物語』本文史研究
8 『源氏物語』本文研究誌列伝
9 池田亀鑑と桃園文庫の時代
附篇(葦手、歌絵を思ひ思ひに書け―書と絵と歌の力と王朝物語の生成;『光源氏物語傳來史』を読むための人物誌)
著者等紹介
上原作和[ウエハラサクカズ]
大東文化大学大学院博士課程単位取得退学。博士(文学)‐名古屋大学。現在、明星大学人文学部常勤教授。創設40周年記念中古文学会賞、第二回全国大学国語国文学会賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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