目次
二音節を単位の基本とする韻律について
「善悪」の副詞用法の発生―近代語への歩み
接続助詞的用法としての「定(ヂャウ)」と「条(デウ)」
旃陀羅が子日蓮の言語生活寸描
抄物における反実仮想表現
ハビアン『平家物語』と間(あい)の語り―「と申す」「と聞こえた」の文体を再検討する
『雑兵物語』東京国立博物館蔵写本の本文と系統
対称代名詞から見た狂言詞章の変遷―鷺傳右衛門派の場合
和泉流狂言台本雲形本と古典文庫本の本文比較―ト書き・注記に関して
江戸・明治期における漢文訓読の展開―訓読から音読へ〔ほか〕