目次
1 『紫式部日記』の表現世界(寛弘五年の記の展開と方法;消息的部分の展開と方法;十一日の暁の記の方法;寛弘七年の記の方法)
2 『紫式部日記』の描写方法(服飾描写の方法;人物描写の方法;物語世界の摂取の方法)
3 『紫式部日記』以後の日記文学―『紫式部日記』世界の揺曳(『更級日記』の方法―表現の深部へ;『讃岐典侍日記』の方法―上巻の時間)
4 『紫式部日記』研究の現在(『紫式部日記』の研究展望と問題点;「紫式部」の伝記の研究展望と問題点)
5 結び
著者等紹介
福家俊幸[フクヤトシユキ]
博士(文学)早稲田大学。早稲田大学高等学院教諭、国士舘大学文学部助教授を経て、早稲田大学教育・総合科学学術院助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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