内容説明
「資質・能力」を問われる時代。今こそ見直す価値がある!
目次
第1章 子どもが成長するということの真相(流行よりも不変なことが大切;反抗のない子は危ないか ほか)
第2章 子どもはどうやって成長していくのか(思春期の関所;家庭には適度な「壁」も必要 ほか)
第3章 子どもはどうして問題をおこすのか(どうして母親にはこんなに逆らうのか;どうして学級で問題を起こしてばかりいるのか ほか)
補章 親と教師が共同するためのコツ(「モンスター」も「失格教師」も滅多にはいない;子どもの後ろには親の願いがある ほか)
著者等紹介
吉田順[ヨシダジュン]
1950年生まれ。37年間横浜市内の公立小中学校に勤務。担任32年、生徒指導部長16年、学年主任13年などを兼任。平成23年定年退職。平成元年より「生徒指導」ネットワークを主宰。現在、「生徒指導コンサルタント」として全国の「荒れる学校」と関わる。「非行・問題行動」「荒れる学校」「学年・学級経営」などをテーマに、全国各地で講演、個別の中学校の生徒指導方針づくり、教職員の教育相談、著述などの活動をしている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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せっかちーぬ
7
思春期の子どもの心は51対49。分かったことが51でも、認めたくないことが49ある。だから「はいはい」とした約束は反故される。なるほどだった。思春期、反抗できる大人がいた方がいい。母親を主に書かれたことは少し疑問だが、まあ仕方ない。見捨ててないことだけは伝える。分かりました。思うことはあるけど、多くは語りますまい。2021/08/11
Mark X Japan
3
人間は、成長の過程が他の動物と違うために、反抗期や問題行動を起こすようです。学校だけや家庭だけでは難しい場合が多いので、連携が大事でしょう。☆:4.02017/10/20