内容説明
本書は、幼児を対象にした実用的・画期的な「音楽あそび」を作りたいと願う音楽家が、実際に保育現場に何度も何度も足を運び、実践に実践を重ねて、子どもたちの反応を見ながら作った本です。
目次
1 リズムとからだであそぼう
2 いろんな声であそぼう
3 お友だちとアンサンブル
4 楽器とあそぼう
5 自由に表現してみよう
6 オリジナルソングを作ろう
著者等紹介
野村誠[ノムラマコト]
作曲家。1968年生。幼少時、ピアノで作曲して遊び、中高時代は、ボランティアで子どもと遊ぶ。大学在学中にレコード会社と契約。CDデビュー後、人と直接関わる音楽づくりを重視。国内外各地で子どもとの音楽づくり、街角での路上ライブ、老人ホームでの歌づくり、市民参加のオペラづくりなどに取り組んでいる。第1回アサヒビール芸術賞などを受賞。京都女子大学児童学科講師(2001~2004年)、NPO法人「芸術家と子どもたち」理事
林加奈[ハヤシカナ]
画家/音楽家。1973年生。幼少時、「あなた音痴ね」と言われ、大好きな歌を長く中断。中高時代は演劇部。東京芸術大学で油絵を学ぶ。様々な玩具を使った音楽活動、即興で歌うなどの独自の音楽活動を展開。ハナナガ星人などの絵画作品を発表する。2005年より、京都女子大学講師(保育での音楽)。学校などで、絵画ワークショップも行う
鈴木潤[スズキジュン]
キーボーディスト。1967年生。クラシックピアノを習い作曲家を目指す幼少時。中学時代にバンドを始め、「ノリ」や「グルーブ」に興味を持つ。大学での卒論は「リズム概念の拡大」。ダンスミュージックのバンドで(主にレゲエキーボーディストとして)活動。国内外のレゲエシンガーのバックをつとめる。ボサノバ・サンバ・R&Bなどのシンガーのバックや、ピアノソロ、CDのプロデュース、小学校や保育園での授業などに取り組んでいる
服部敬子[ハットリケイコ]
発達心理学・保育学。京都府立大学助教授
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