目次
序章 生きている現実から学びを起こす
第1章 高校生、今を生きる
第2章 点数万能主義の傷あとを越えて―大東学園という学校
第3章 なぜ、今、「性と生」の教育か
第4章 素人集団がつくった総合「性と生」―「生徒が主人公」になる授業を求めて
第5章 先生はいつも本当のことを話してくれる
第6章 私たちの授業の大前提と基本
第7章 「性と生」の授業の素顔
第8章 人間の輝きの中で生きる
著者等紹介
丸山慶喜[マルヤマヨシノブ]
1942年東京都渋谷区に生まれる。東京教育大学(現筑波大学)農学部林学科卒業。1967年日大三高国語科教諭として教師の仕事をスタート。途中、新たに結成された組合の中心の一人として学園民主化闘争の中で不当に解雇され、以来14年7ヶ月、解雇撤回をたたかって勝利。1992年、念願の大東学園に移り、学校づくり・教育づくりの一員として生徒と共に生き、2003年3月、定年退職。新設された大東学園教育研究所所長として現在にいたる。中央大学講師(教師論)
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感想・レビュー
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尾生 信
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久し振りに本の紹介です。 『丸さんの明るい性教育』 丸山慶喜著 丸山慶喜先生の講演を聞き、更に深く学びたくなり、本も読みました。 高校の国語教師である丸山氏(通称:丸さん)が、高校生に「性器教育」ではなく「生と密接に結びついた性」を語る必要に迫られ、思考錯誤の中、同僚の教師達と「性教育検討委員会」を作り、メンバーの先生達は自分の担当教科の他に、勉強会を繰り返し、正しい性情報、価値観を子供達に伝え、「総合」の授業の中で話し合い、考え合い自分達の言葉で答えを一年間掛けて一緒に探していきます。 丸さんと学ぶ2010/11/21




