内容説明
未来が明るく見えるような「学び」、楽しく基礎学力が身につく「学び」―総合的な視点と視野をもって、進路を拓く「学び」を創る。本書は、1999年夏に行われた第37回全国進路指導研究大会の成果を紹介し、そこで提起された問題を検討し発展させながら、日本の子ども・青年が、今日の閉塞を破り、進路を拓くために求めている「学び」を「創る」道すじを明らかにしたものである。
目次
1 子どもたちは何を求めているか―今日の学習指導のあり方を考えるために
2 今日の子ども・青年の知的要求―中学生の場合
3 文化としての学習―子どもの学びをどう創るか
4 「女性と人権―労働と家族―」―大東学園高校の「総合学習」
5 「働くこと」と「学ぶこと」―子ども・青年の自立をどう支えるか
6 生きる・学ぶ・働く