内容説明
偏差値による学校選びをどう克服するか。子どもが、生きいきと学び、希望を語れるような受験期をどう実現するか。全国進路指導研究会委員長の著者が、中学校と中学生の現実に添いながら、明るい進路指導への脱皮の道を具体的に提言する。
目次
1 「ポスト偏差値」といわれる事態をどう発展させるか―いまこそ進路指導の本道を
2 進路問題を中学生の学習課題として―続・いまこそ進路指導の本道を
3 「業者テスト・偏差値問題」をどうとらえるか―東京の中学校教師と、ある地方の中学校教師との対話
4 進路をひらく学力
5 いま、「学力」をどうとらえるか
6 克服すべき「進路指導理論」の“ルーツ”