内容説明
英雄叙事詩・昔話・伝説・儀礼で唱えられる詩歌。酷寒の地を生き抜く人々の心、魂の声が響く神話的世界を旅する。
目次
ニヴフ
ネギダール
ナーナイ
ウデヘ
オロチ
コリャーク
ケレク
チュクチャ
アジア・エスキモー
ユカギール〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちょん
15
ゴールデンカムイの主人公たちがどんどん北上していくので、じゃあ私も気持ちだけは!という不純な動機で読了!北方民族の種類の多いことにも驚きましたが、やっぱり伝わる民話がどこか似てるのが面白い(*^^*)日本の話とも似てるのはあるのですが教訓やニュアンスがちょっとずつ違うのも!やっぱり民話は面白い(*´ω`*)2018/06/28
戦狐
2
最近スラヴの伝承を読むのに凝っているので読んでみたが、この本に出てくる神話(民話的なものもこう呼ぶ)は、どれもキリスト教が入ってくる以前の伝承を色濃く残しており良い意味で驚かされた。 7割がた当地の妖怪の話だったのも個人的に好感触2015/09/14
偽教授
1
えらくマイナーな少数民族の民話などを拾った本。資料的価値は高いのかもしれないが、読み物として面白いかと言われると。2021/12/10