内容説明
最重要課題の環境問題、どのくらい意識していますか、本当に理解していますか。サスティナビリティ=持続可能性、人類の存続を枯渇する化石燃料から再生可能エネルギーへの転換。
目次
第1章 エネルギーとエンジン(ターニングポイントとなった産業革命;化石燃料の枯渇;水の枯渇;エネルギーの歴史;新しいエネルギーとエンジン;可能性のあるエネルギーとエンジン;ゼロ・亜ミッション;ゴミ分別。エネルギー工場の提案;地球温暖化はエネルギー問題)
第2章 都市のゆくえ(複雑な都市環境;都市のはじまり;交通の発達・産業革命以前;産業革命以降の交通;都市・江戸のはじまり;江戸・東京の上下水道;「まち」の崩壊;田園都市理論の拡大;エコシティ・江戸;陰陽学の京都;パリに見る都市の景観;コンパクトシティ;まちづくり;郷土「富士」まちづくり提案;これからの都市;「明日の庭園都市」の理念)
第3章 これからの住居(新しいエネルギーと住居;日本の住宅の現状;建築の機能変化;生活環境の歴史;家の形式;住宅の販売と取得;建築トラブル;現代建築の問題;都市と建築の規則;日本の都市・建築の特徴)
第4章 人間とくらし(環境と情報;社会と人間;人間の住む空間;日本の現実;ユニバーサルデザイン;個体間距離;アメニティ空間)
著者等紹介
野田正治[ノダマサハル]
1947年静岡県富士市に生まれる。1970年東京理科大学工学部建築学科卒業後東レ株式会社、雨宮建築設計事務所、フリーランス、丹下健三・都市・建築設計研究所取締役を経て、1997年ナウ環境計画研究所設立現在に至る。その間、東京理科大学工学部建築学科講師、工学院大学建築学科講師、また、2004年目白大学社会学部社会情報学科教授となり現在に至る。1998年京都市主催国際設計コンクール「21世紀京都の未来」入賞。1986年乾式防火サイディング設計施工例コンテスト「富士の家」特選。1978年読売新聞主催住宅設計競技入賞。1974年新建築国際住宅設計競技第1位吉岡賞。一級建築士。日本建築家協会登録建築家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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