出版社内容情報
本書は、私たちが日常的に、発したり、聞いたりしている日本語について、文法知識や、文法を駆使しているつもりもないのに、話せてしまう、理解できてしまう、私たちの頭の中に備わっていて、無意識に使いこなしている「日本語文法」のふしぎなしくみについて学ぶ本。中・高校生から成人まで、幅広い層の方々に、「おしょくじけん」⇒「汚職/事件」と「お/食事/券」(同じ音声で異なる解釈)など身近でふしぎな現象を提示して、ていねいな説明と豊富な練習問題によって「日本語文法」のおもしろさを伝える一冊。
内容説明
24のテーマで日本語の文法を基本的な部分から丁寧に解説
目次
べんけいがなぎなたをもってさしころしたとさ。―「文法」って何?
住む世界が違うのね。―語順
「ゲキアツの1日でした」―造語法
問題な日本語・ハムの人・学生する私―品詞性
デジタルガメラとデジタルカメラ―一語とは
あなた無しではいられない。―述語と項
壊れたの?壊したの?どっち?―自動詞・他動詞
鈴木さんはプロポーズする。―動詞分類とテンス・アスペクト
イチローが打ち取られた。―受け身
一人でパジャマが着れるもん。字も書けれるもん。―ら抜き・レタス・さ入れ〔ほか〕