紅は濡れて色増す 土佐風流踊と歌謡の歴史―消滅する呪的心性

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紅は濡れて色増す 土佐風流踊と歌謡の歴史―消滅する呪的心性

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  • サイズ A5判/ページ数 554p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784838234233
  • NDC分類 386.8
  • Cコード C3395

内容説明

花とは何か、歌とは何か。風流踊の成立と民俗歌謡の展開を跡づけ、「花」と「歌」の歴史的本意を究明。衰退する民俗芸能の史的実態、ことに呪的心性の消滅に迫る。

目次

序章 民俗の「歌と踊」をめぐる視線―土佐に伝わる資料を拠り所として―
第一章 柴折薬師の「男女問答」―土佐の歌掛け伝承の先駆けを顧みる―
第二章 土佐における歌掛け伝承―見渡しと課題、「山歌」と「花取踊」―
第三章 「花取踊」とは何か―その生成と展開、本質を探る―
第四章 「花取踊」の流伝とその意義―伝播の様相と土佐との関わりを探る―
第五章 「花」とは何であったのか―「花」の本意と「歌」の歴史的意義―
第六章 「なもで踊」と「こおどり」―「風流踊」形成の史的考察、土佐の資料から―
第七章 土佐の風流踊歌―未紹介資料を中心として―
第八章 中世に遡る盆の踊歌―佐川町の玄蕃踊と津野町北川の笹見踊―
第九章 稲作と民俗芸能「歌と踊」の軌跡―『巷謡編』に見る土佐の一年を主軸として―
第十章 「性愛」の歌の意義―呪的心性の変容と後退をめぐって―
第十一章 「よさこい節」の変遷―民俗芸能の活用と保存をめぐって―
終章 失ったものは何か―「土佐民俗」研究の歴史―

著者等紹介

井出幸男[イデユキオ]
昭和20年(1945)8月、長野県生まれ。博士(文学)、日本歌謡史、民俗歌謡研究。現在、高知大学名誉教授。高知県文化財保護審議会委員。高知県文化財専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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