内容説明
近世文学を鳥瞰し、作品を豊富に引用し丁寧な解説で文学史の流れを追う。一人の研究者が渾身の力をそそぎ紡ぎだした積年の研究成果。詩歌史と古典学を中心として、小説史・演劇史もふくめ、個々の作品の魅力と時代区分にこだわり、より柔軟に近世という時代をとらえる。
目次
第1部 詩歌史(和歌;狂歌;漢詩;俳諧;川柳)
第2部 注釈史
第3部 小説史
第4部 文章史(和文;漢文;俳文;狂文;自伝・回顧録;紀行文;記録文;考証随筆;地誌)
第5部 演劇史
著者等紹介
鈴木健一[スズキケンイチ]
1960年東京生。1988年東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。東京大学助手、茨城大学助教授、日本女子大学教授を経て、現在、学習院大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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