目次
小学校編(おおきなかぶ―累積昔話の構造を意識した授業へ;いなばの白うさぎ―義務化された神話教育の曖昧さ;かさこじぞう・岩崎京子―作者が伝えようとする「清福」の思想 ほか)
中学校編(竹取物語―メディアによる享受と教室での読み;平家物語―章段単独で読む偏りを越える;徒然草・兼好法師―繰り返される「つれづれなるままに」 ほか)
高等学校編(伊勢物語―和歌の特性と散文の語りが生み出す物語;源氏物語・紫式部―切り出された教材の可能性;更級日記・菅原孝標女―物語へのあこがれを語る物語作家 ほか)
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京生まれ。東京学芸大学教授、一橋大学大学院連携教授、柳田國男・松岡家記念館顧問、韓国比較民俗学会顧問。日本文学・民俗学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Go Extreme
2
なぜ国語教科書の定番教材を検討するのか 小学校編:おおきなかぶ いなばの白うさぎ かさこじぞう 百人一首 スイミー やまなし ごんぎつね 一つの花 白いぼうし 故事成語 中学校編:竹取物語 平家物語 徒然草・兼好法師 万葉・古今・新古今 おくのほそ道・松尾芭蕉 走れメロス・太宰治 故郷・魯迅 少年の日の思い出・ヘルマン・ヘッセ 春望・杜甫 高等学校編:伊勢物語 源氏物語・紫式部 更級日記・菅原孝標女 雨月物語・上田秋成 舞姫・森鷗外 こころ・夏目漱石 羅生門・芥川龍之介 山月記・中島敦 史記・司馬遷2021/04/11
k.ichihara
1
教材研究のアンソロジー。石井先生の中世ゼミ関係者が多いのかな?一教材あたりの紙幅と体裁をかなり厳しく制限しているので、深まりは少ないが研究史の概要と論の要旨がすぐに知れるので便利ではある。最後の音声学が一番おもしろかった。2021/05/27
よっちん
0
研究室2021/05/15
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