目次
中近世の放鷹文化―鷹書と鷹術流派
第1編 鷹術流派の成立(信仰由来の流派の成立―京都諏訪氏の鷹書;祢津流宗家の鷹術―祢津志摩の鷹書)
第2編 鷹術流派の系譜(祢津流の伝播の実相―依田氏の鷹書群;祢津流の鷹術伝承―依田盛昌の鷹書 ほか)
第3編 鷹術流派の展開(派生した祢津流の鷹術伝承―依田氏伝来の犬牽の伝書をめぐって;祢津流の鷹書と依田氏の鷹術伝承―交錯する鷹術の故実伝承)
第4編 鷹匠と乖離した流派・無流派の鷹匠(礼法家による鷹術流派の創作―小笠原流の鷹書;鷹匠の文事―松本藩の鷹匠・外山氏を事例として)
補論 朝鮮放鷹文化享受の一斑―韓国国立中央図書館蔵『古本鷹鶻方』の伝来をめぐって
著者等紹介
二本松泰子[ニホンマツヤスコ]
昭和43年2月大阪府に生まれる。昭和63年3月金蘭短期大学国文科卒業。平成3年3月立命館大学文学部卒業。平成11年3月立命館大学大学院文学研究科博士課程後期課程学位取得修了。長野県短期大学准教授。平成30年4月より長野県立大学准教授(予定)。博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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