出版社内容情報
毛利博物館所蔵「源氏物語絵巻」全五巻 ／毛利博物館所蔵「源氏物語絵巻」について／詞書一覧／源氏絵場面一覧
龍澤 彩［リュウサワ アヤ］
金城学院大学文学部教授
著者等紹介
龍澤彩［リュウサワアヤ］
１９７４年生まれ。金城学院大学文学部教授。徳川美術館学芸員を経て、現職（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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20
毛利博物館所蔵の「源氏物語絵巻」全五巻を、優美な詞書と四季折々の自然描写や人物を美しい色彩で描いた絵が1帖ずつ紹介されている。あらすじと解説も載っているので、源氏物語を絵巻の世界で堪能できる。お気に入りは、源氏が紫の上と出逢う第五帖の若紫、夕霧が紫の上を垣間見る第二十八帖の野分、柏木が飛び出してきた猫によって御簾がめくれ女三の宮を垣間見る第三十四帖の若菜、浮舟と匂宮が月夜に舟に乗る第五十一帖の浮舟。山口県立美術館でこの絵巻の展示会を先月から開催しているので、できたら本物を観に行きたいと思っている。2023/11/04
