内容説明
楽しむための旅のルーツはいつからなのか。地図やガイドブックの始まりはいかなるものなのか。観光を目的とした旅の多様性を追い、流行とともに商業化した江戸の出版文化をめぐる。
目次
第1章 近世の宗教と旅の大衆化
第2章 寺社参詣と地誌
第3章 寺社参詣と往来物
第4章 寺社参詣と絵図
第5章 寺社参詣と紀行文
おわりに 出版文化と旅の情報受容
著者等紹介
原淳一郎[ハラジュンイチロウ]
1974年神奈川県秦野市生まれ。2006年慶應義塾大学大学院後期博士課程修了(博士(史学))。2004年より2007年まで日本学術振興会特別研究員(東京大学史料編纂所)。2008年に山形県立米沢女子短期大学に赴任。現在山形県立米沢女子短期大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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