内容説明
遠野を訪れた20人の人たち、『遠野物語』を知るために忘れられない10冊。開かれた立場から柳田国男・『遠野物語』を読みなおす。
目次
はじめに―再び、広場としての『遠野物語』(石井正己)
巻頭エッセイ(遠野は私たちの普遍的な故郷だ(立松和平)
生と死の転化(西舘好子)
敬仰柳田國男―菅江真澄資料センターの隣から(新野直吉))
対談 宮沢賢治・二宮尊徳と『遠野物語』(山折哲雄・石井正己)
特集 東北日本と『遠野物語』
特別寄稿(佐々木喜善と見世物(内藤正敏)
佐々木喜善の初期短編小説と『遠野物語』(大橋進))
特集 遠野を訪れた人たち(石井正己・氏家浩・大橋進・菊池健・昆弘盛・佐藤誠輔・高柳俊郎・松田幸吉)
小特集 ガイドブック『遠野物語』
立松和平さんと『遠野物語』(石井正己)
著者等紹介
石井正己[イシイマサミ]
1958年、東京都生まれ。東京学芸大学教授、旅の文化研究所運営評議委員、遠野物語研究所研究主幹。日本文学・口承文芸学を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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