出版社内容情報
本書は、花祭、雪祭、延年舞といった民俗芸能、平家物語などのいくさ物語、韓国・中国・台湾など東アジアの芸能を、まるでその祭りの場にいるかのように臨場感あふれる解説で紹介した、民俗芸能の入門書。
目次
1 芸能の「場」を歩く(「花の舞」の里一・遠州川合にて;「花の舞」の里二・遠州今田にて ほか)
2 いくさ物語の「場」を歩く(為朝の八丈島と八丈小島を歩く;石橋山合戦の故地を歩く―真田と俣野の地盤 ほか)
3 歴史と伝承の「場」を歩く(筑後高良大社を拝する;宮崎城と上井覚兼・日向伊東氏 ほか)
4 東アジアを旅する(韓国の綱引き―慶尚南道霊山ヨンサンチュルダリキ;「夷子大黒綱引き」を見る ほか)
著者等紹介
須田悦生[スダエツオ]
1942年福井県美浜町生まれ。大阪外国語大学、大阪大学大学院文学研究科、(県立)静岡女子短期大学助教授、静岡県立大学短期大学部教授、静岡文化芸術大学文化政策学部教授を経て、同大学特任教授、静岡県立大学名誉教授。著書に『若狭猿楽の研究』(三弥井書店)(第25回日本演劇学会河竹賞受賞)その他(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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