内容説明
ことばによる表現と、身体表現とを両輪として作られている演劇、ここでは能や狂言の研究において、表現されている「ことば」を徹底的に読み抜くことが、その「こころ」にせまるための基本的手段の一つである。本書はまず所与の本文を可能なかぎり、よく調べ、よく考えて、正確に読み取ろう、という志向に基づく論の集積であって、相当部分、個の個たる所以を明らかになしえている。
目次
第1篇 猿楽・田楽
第2篇 能
第3篇 狂言
第4篇 間狂言
第5篇 鷺流狂言資料
ことばによる表現と、身体表現とを両輪として作られている演劇、ここでは能や狂言の研究において、表現されている「ことば」を徹底的に読み抜くことが、その「こころ」にせまるための基本的手段の一つである。本書はまず所与の本文を可能なかぎり、よく調べ、よく考えて、正確に読み取ろう、という志向に基づく論の集積であって、相当部分、個の個たる所以を明らかになしえている。
第1篇 猿楽・田楽
第2篇 能
第3篇 狂言
第4篇 間狂言
第5篇 鷺流狂言資料