内容説明
関西文化学術研究都市の中核地といわれる精華町、そのまちの町長として3期目の途中、志半ばで病に倒れ鬼籍のひととなった。地方の小さなまちの町長の夢と希望と誇り、そして勇気がこの本にはいっぱい詰まっている。
目次
第1章 花の種をまく―夢中の四年間第一期目(平成元年七月二十日~)(ひざ小僧の傷;文化と文明;ある日の新聞を読んで ほか)
第2章 花の苗を育てた―基礎固めの四年間第二期目(平成五年七月~)(きらめく若さに夏を見た;めでたい御利益;廊下は素敵な美術館 ほか)
第3章 いざ、花を咲かせる―飛躍の四年間第三期目(平成九年七月~)(盛り上がった夏の高校総体;結婚の秋、祝福の秋;季節に似てさわやかな気持ち ほか)
著者等紹介
大崎鉄平[オオサキテッペイ]
1928年京都府相楽郡精華町に生まれる。京都府立桃山中学校卒業。1957年精華町議会議員に就任し9期努める。1958年祝園弾薬處を退職し日本サルベージ・サービス企業組合を設立創業。1962年企業組合を組織変更し株式会社日本サルベージ・サービスを起業。1965年精華町議会議長に就任、以降5回努める。1989年精華町長に就任。(財)関西文化学術研究都市推進機構評議員に就任。1992年自治大臣表彰(地方自治功労)を受賞。1993年精華町長2期目就任。1997年精華町長3期目就任になるも、心不全のため1999年任期途中にして逝去。同年従五位勲四等旭日小綬賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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