内容説明
なぜお茶は「点てる」というのか。江戸時代から続く大名家の末裔、保科眞智子が4人の先達から導き出した、時代を生き抜くための智恵の数々。
目次
1 暮らしの真ん中にいつもある、それが「お茶」(千家職家・塗師・十三代中村宗哲さん)(伝統を守る人、ストーリーを語る人;本物とは何か ほか)
2 言葉や身体の壁を乗り超える、「お茶」の力(MIHO MUSEUM館長・熊倉功夫さん)(稽古とレッスンの違い;数奇のお茶、道のお茶 ほか)
3 シルクロードの西と東をつなぐ、「お茶」の魅力(前駐日ヨルダン大使夫人・シーファ・ハダットさん)(心にゆとりを取り戻す;「動」から「静」へ ほか)
4 道だから愉しくいこう、「禅」も「お茶」も(曹洞宗僧侶・曹洞宗国際センター前所長・藤田一照さん)(お茶はなぜ「点てる」というのか;花を入れ、茶を点てる ほか)
著者等紹介
保科眞智子[ホシナマチコ]
1972年、東京生まれ。茶道裏千家教授、茶名宗眞。和の心を伝える日英バイリンガル茶の湯ナビゲーター。一般社団法人古伊万里再生プロジェクト代表理事。生家は旧子爵、旧大名保科家。保科正之末裔。北白川宮能久親王玄孫。徳川宗家十六代徳川家達玄孫。小学校から高校まで学習院に学ぶ。慶應義塾大学文学部人間関係学科人間科学専攻卒業。子どもの頃より古典に触れ、海外経験も豊富。幼少期を米国で、高校時代を豪州で過ごしたことを機に、茶道裏千家入門。茶歴30年。徳川美術館勤務。三児子育てに専念した後、現在は日本文化の継承と国際親善を目的に、茶の湯を通した文化活動を展開する「茶蓮」を主宰。大使館、法人研修、訪日客などに茶会を多数提供(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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