- ホーム
- > 和書
- > 人文
- > 文化・民俗
- > 文化・民俗事情(日本)
出版社内容情報
京都人の気くばり、眼くばり、耳くばりが、たっぷり詰まっています。
「失われつつある「ならわし」や「しきたり」を後世に残すことが、京都に生きる人々の義務でもあるのです」。
そんな気概のある著者が語る、本音の京都。
学者やエッセイストではなく、京都に生きる結納屋さんだからこそ書ける『京のあたりまえ』。
岩上力[イワガミツトム]
著・文・その他
内容説明
“しきたり”にしばられるから楽なんどす―京都人の気くばり、眼くばり、耳くばり。1200年の古都で受け継がれてきた智恵。
目次
第1章 京の折れ反れ(ごもく(ごみ)は外の方に向かっては、掃き出しまへん
お正月にほうきは持たしまへん ほか)
第2章 京のならわし(男の子には“大”の字を、女の子には“小”の字を書いてお宮詣りします;お宮詣りの時、赤ちゃんの母親はお宮さんには行きまへん ほか)
第3章 京の言い伝え(京都では右が左どす;お鏡さんは人の心を写す鏡どす ほか)
第4章 京の暮らし(長居の来客に去んでほしい時、ほうきを逆さに立てて拝みます;お屠蘇より大福茶が京都のお正月どす ほか)
第5章 京の智恵(しきたりにしばられるから楽なんどす;お作法はむずかしいからいいのどす ほか)
著者等紹介
岩上力[イワガミツトム]
1947年京都・宇治に生まれる。舞台芸術学院を経て劇団「新国劇」に入団。その新国劇時代から礼法の研究にいそしみ、1983年儀式作法研究会を設立。爾来、各方面にて儀式作法教室の講師をつとめるとともに作法コメンテーターとしてテレビ・ラジオにも出演する。現在儀式作法研究会代表・NHK京都文化センター講師・京都新聞文化センター講師・京のくらしの作法塾主宰・結納コーディネーター・京の語り部・京都検定講座(京都商工会議所)講師・東映俳優養成所講師・新国劇伝承人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。