目次
動物の根付
十二支の動物
獣類
爬虫類/両生類
鳥類
虫類
魚介(貝・甲殻)類
著者等紹介
吉田ゆか里[ヨシダユカリ]
日本で唯一の根付・提物の専門店「提物屋SAGEMONOYA」社長。世界的な根付研究家として知られ、国内外で講演、鑑定、美術雑誌や書籍などの執筆多数。International Netsuke Society Q&A担当。日本根付研究会理事。International Netsuke Society Q&A担当。日本根付研究会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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トリオネア
40
半分くらいは干支。年代物の象牙は味が出てる。ふくら雀が雀踊りをしている、踊り雀の意匠が可愛い。からくり根付をもう少し見たかった。2020/01/26
アナクマ
31
チョコエッグやカプセルトイを引き合いにだすまでもなく、連綿と続く小さいもん好き、渋みのある精巧なミニュチュア愛好心を感じる(東洋特有なのかは不明)◉自分なりに再分類すると→①組み合わせの妙(野晒に蛇、団扇に猫、胡瓜に栗鼠、足長蜘蛛に蝙蝠、流木に蛙、草履に蛙、瓦に蛙、胡桃に蜩、梨に蜂、柿に蜘蛛、摺鉢に鯛、箕に鯉、壺に蛸、櫛に蝸牛…きりがない)②同種複数の塊感(見事なのは三羽兎、五匹蛙、蜆尽し)③圧巻は、やはりシンプル&デフォルメ(ひよこ、源五郎、河豚、海鼠など)◉神は細部に宿る、の具現化。酒の肴になる。2020/02/14
りー
20
著者は、日本で唯一の根付け専門店の店主さんだそうです。根付けは和装で煙草入れや印籠を帯にぶら下げるためのお洒落雑貨。その5cmほどの中に、驚嘆すべき妙技が尽くされています。十二支の動物から始まり、猫や熊、虫たちに至る超絶技巧作品が紹介されていて、日本語の解説と英語訳文が半々で載っています。手強いのは、和歌、故事成語、能や狂言の演目、縁起などが意匠に盛り込まれていること。もちろん造形のみでも楽しめますが、分かるとニヤリとできるので、のめり込んだら怖い世界だと思いました。オールカラー、1頁1作品を堪能。2021/04/17
スリカータ
19
掌にのる小さな芸術品の数々。手仕事の温もりが感じられ、使い込むほどに愛着が湧くでしょうね。干支の動物、虫などもどこかユーモラスで愛嬌があり、心が和みました。2020/12/06
knm296
3
時間軸で知りたい2019/08/11