出版社内容情報
昭和の写真界で一時代を築いた岩宮武二。その仕事の全貌をまとめた写真集。―日本の原点を撮った審美眼―
岩宮武二は、戦後いち早く日本文化が内包する美を見出した。
その写真の数々は、今なおゆるぎないスタンダードであり多くの写真家に影響を与え続けている。
没後30年。
生前、膨大な数の写真集を発表した岩宮武二の、多岐にわたる仕事の全貌が一冊の本に。
421点の作品を収録し、昭和の写真界で一時代を築いた岩宮武二の軌跡をたどる。
?大阪/?佐渡/?かたち/?京のいろとかたち/?京都 御所と離宮/?日本海/?アジアの仏像
岩宮武二[イワミヤタケジ]
写真
近藤宏樹[コンドウヒロキ]
監修
榎並悦子[エナミエツコ]
監修
内容説明
岩宮武二は、戦後いち早く日本文化が内包する美を見出した。その写真の数々は、今なおゆるぎないスタンダードであり多くの写真家に影響を与え続けている。421点の作品を収録し昭和の写真界で一時代を築いた岩宮武二の軌跡をたどる一冊。
目次
1 大阪
2 佐渡
3 かたち
4 京のいろとかたち
5 京都 御所と離宮
6 日本海
7 アジアの仏像
著者等紹介
岩宮武二[イワミヤタケジ]
1920~89。大正9年(1920)、鳥取県米子市に生まれる。昭和15年(1940)、大阪の丹平写真倶楽部に入会。太平洋戦争では応召して満州に赴く。復員後、大阪に居を構え、フリーランスの写真家に。昭和29年に「富士フォトコンテスト」で、一等を射止め、その名を全国に知らしめた。翌年「岩宮フォトス」を設立。関西随一の広告写真家として活躍する一方、精力的に作品を発表した。『かたち 日本の伝承1・2』(日本写真協会賞年度賞受賞)、『京 kyoto in KYOTO』(毎日芸術賞受賞)、『宮廷の庭』(芸術選奨文部大臣賞受賞)、『アジアの仏像』(日本写真協会賞年度賞受賞)など多くの写真集を出版。また昭和41年には大阪芸術大学教授(写真学科長)に就任し、後進の育成にも尽力した。平成元年(1989)、69歳にて逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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