内容説明
いつの間にかセミの声がしなくなり、日暮れも早くなる。朝晩に肌寒さを感じ始めると、ちらほらと紅葉の便りが届く。北国から、高山や高原から、秋は鮮やかな色彩とともにやってくる。深紅に色づくイロハカエデ、黄金色のカラマツ、光を受けて輝くススキの穂。燃える秋に心も染まる日本全国の紅葉写真集。
著者等紹介
森田敏隆[モリタトシタカ]
1946年大阪府八尾市志紀に生まれる。1964年和歌山県立神島高等学校(旧田辺商業高等学校)卒業。株式会社和楽路屋写真部入社。1975年フリー写真家になり、エムオーフォトスを開設。1990年株式会社エムオーフォトス代表取締役就任。所属団体、日本写真家協会会員/日本写真芸術学会会員/日本棚田学会会員
宮本孝廣[ミヤモトタカヒロ]
1963年和歌山県南部川村(現みなべ町)に生まれる。1981年和歌山県立南部高等学校卒業とともに森田敏隆に師事。現在、株式会社エムオーフォトスに所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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榊原 香織
58
教本的な美しさ 全国紅葉ガイド的。 姫路城の写真、ここから撮影しましょうポイントから撮ったやつ。プロもあのポイント使うんですね2021/12/26
ナナホシ
11
桜や新緑の季節も好きですが、紅葉の季節がが1番好きです。燃え上がるような紅が染め上げる景色。いつまで見ていても飽きません。素敵な写真集ですが、やっぱりホンモノには敵わないと実感。今年は紅葉真っ盛りと休日が合わなかったので紅葉狩りには行けませんでしたが、この写真集で補充。2015/12/06
takakomama
5
赤や黄色、鮮やかな紅葉が眼福。掲載写真リストと地図付き。遠出しなくても近くの銀杏並木が黄色に染まってました。巡る季節を感じて過ごしたいです。 2019/12/08
よんよ
3
水面にくっきりと映る紅葉もいいですけど、水彩画のようにぼんやり映る紅葉もまた味があっていいなと思います。 あと、一帯はまだ紅葉していないけれど、所々紅葉している色のコントラストがよかったです! 山の空気を吸いに行きたくなるような一冊でした!2023/10/08
高宮朱雀
1
季節を先取りして紅葉。(笑)桜や藤のように目立たないけど、艶やかさは負けてないよね。 全国の名所や絶景をギュッと詰め込んだ一冊だが、もしかすると編集の都合上、やむを得ず紹介出来なかったカメラマン絶賛のスポットがあるんじゃないのか!?と期待させる部分も垣間見える。 あとがきにもあったが、最近は気候の関係でバランス良く紅葉の見られる場所が減っているという。それだけ日本の風土や気候というのはデリケートであり、わびさびを備えていたのだと改めて理解出来る。 日本人に生まれた事を感謝したくなった。 2017/05/01
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