内容説明
新宿、銀座、渋谷、原宿・青山、吉祥寺・荻窪を訪ねて。昭和30年代後半の地図と現代地図を重ね合わせる。お茶ノ水、早稲田、三田、本郷、それぞれの大学町を振り返る。
目次
重ね地図(エリアマップ;重ね地図)
昭和の大学町キャンパスライフをふりかえる。(都電マップ;青春サウダージ―あの日の自分に会いに行く;東京今昔散歩;プレイバック大学町;もうひとつのキャンパス)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sofia
10
学生運動の世代ではないけれど、新旧の東京の地図の見比べはおもしろい。2014/04/25
つたじゅん
4
地図をぼーっと見ているのが好きな人にはぴったり!サンシャインシティが刑務所だったり、小4の息子も食いつきよかったです。2015/06/27
臓物ちゃん
3
皇居の真横に存在していた米軍住宅や、秋葉原駅の真ん前にあった「中央卸売市場神田分場」など、東京という街がどう変わっていったかが一目でわかる一冊。意外だけど比べて解ったのが、昭和の昔より今のほうが着実に緑が増えているということ。音大の学食にこっそり潜入したとか、当時の学生事情も楽しめる。前に紹介した『昭和三十年代東京散歩』よりこっちのほうがサイズが小さめで比較もしやすく、小説なんかを書くときの参考文献としてはこっちのほうがオススメ。ただ地図は30年代のものなのに紹介されてる話は40年代というのがややこしい。2015/04/19
shm
0
今もそのままの佇まいを残している街もまだまだ多いけれど。昭和は遠くなりにけり。2014/10/26