内容説明
日本各地の美しい里。過疎化や自然災害などにより失われていく里景色がある一方で、その価値が見直され、守っていこうという動きも生まれつつある。日本各地の多彩で美しい自然景観の色と生活する人々の郷土色が織りなす「里のいろ」は、懐かしくも美しい日本の原風景である。
著者等紹介
森田敏隆[モリタトシタカ]
1946年大阪府八尾市志紀に生まれる。1964年和歌山県立田辺商業高校卒業。株式会社和楽路屋写真部入社。1975年フリー写真家になり、エムオーフォトスを開設。1990年株式会社エムオーフォトス代表取締役就任。所属団体、日本写真家協会会員/日本写真芸術学会会員/日本棚田学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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みう
5
自然の豊かな色彩と、心の故郷のような里の風景が合わさった写真集。いいなぁ。2025/02/12
遠い日
5
それはそれは美しい、日本の里の風景が96景(表裏の表紙を含めると98景)。春夏秋冬、北から南まで。山も畑も海も川も美しい。風景の中には、人々の暮らしもちゃんと写りこんでいる。人々の労働、手入れの甲斐あってこその美しさなのだ。3.11以降の日々、日本のこのような原風景をまとめ、残したいという思いが森田さんの内に強く芽生えたようだ。祈るような願い。再びの、この風景に身を置きたいと切に願う人々がどれほどいることだろうか。2013/12/08
退院した雨巫女。
5
《書店》全国の里の風景の写真集。山あり海ありどの風景も美しい。四季によって場所によって、いろんな風景を魅せてくれる。2012/05/22