内容説明
王家、貴族、女房、武士―。平安京にわが世の春を謳歌した、時代のけん引者たちの足跡を辿る地図できました。現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図。
目次
平安前期 平安京へタイムトリップ!(平安前期タイムトリップマップ;時代のトレンドは梅から桜へ;陰陽師安倍晴明の真実の姿を追え!)
平安中期 源氏物語の世界へタイムトリップ!(特別インタビュー;『源氏物語』主要人物相関図;平安中期タイムトリップマップ;貴公子たちの恋路を追う;伝統の賀茂祭 儀式とルート)
平安後期 武士台頭の院政期へタイムトリップ!(平安後期タイムトリップマップ;院政の主役たちの舞台を歩く;保元の乱 平治の乱;『平家物語』の舞台を歩く)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
藤の香り
7
皆さんが色々書かれている通りステキな本です。 難をいえば、トレーシングペーパーの工業的な臭いが鼻につく、というところだけでしょうか。。 室町時代も早く刊行してください🌸2020/09/12
Noelle
6
ようやく入手。観光文化時代MAPは京都の全時代を総覧するのに便利だったし、伝統と老舗変もそれなりに文化の伝承がよくわかってすぐのお役立ちに。さて、この平安時代編、ほぼ源氏物語と平家物語の手引きの感あり。物語を読みながらだと絶対便利だけど、話を思い出しながらでも、かなり有効。あー、あそこがねぇーとか、今のあの辺りだわ、なんて納得しつつ読了。平家物語は本は未読だけど、大河の平清盛の俳優さんの映像が、本書の京の街を闊歩してました。2019/08/28
京橋ハナコ
5
やっと手に入れた本。他に2冊持っているけどこれが一番内容が濃いのではないか。面白かった。2015/12/22
まっちゃん
2
京都本17冊目。1000年以上経っていても、町の基本的な区画が変わっていないから、その場所を訪れた時にリアリティがとてもあります。ここで本当にいろんなことがあったんだなということを改めて感じさせてくれる内容でした。他のシリーズも読んでみたいですね。 2021/10/05
kaolu
2
当時の地図の上に現代の地図を重ねて照らし合わせることが出来る。平安時代が好きなので、眺めてるだけでウキウキしてしまう。2014/05/31