内容説明
幾度の戦乱で荒廃した京都を再建し、現代京都の基礎を築いた信長・秀吉の時代「安土桃山」。現代・京の街並みに戦国の男たちのドラマの足跡をたどる。
目次
京都タイムトリップマップ(安土桃山)
戦国の世、京の織豊道をゆく(一場春夢―信長と京と本能寺の死;―大クーデター―明智光秀の謀反;天下統一―秀吉の都市改造と天統一への道;一期一会―茶人・利休と戦国武将、その死の謎)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
gtn
25
数年前、近所の銭湯が廃業した。本書の安土桃山時代復元地図と重ね合わせてみると、同じ場所に「ふろ」とある。この頃、またはそれ以前からの老舗だったということも、京都だけにあり得る。ちなみに、今は跡地にマンション。ここに風呂屋があったことも、すぐ風化することだろう。2022/01/21
宇宙猫
15
★ 安土桃山時代の地図に現代の地図を重ねることができる面白いつくり。頁/1.5x2kmで詳しい町並みがわかるのだけど、現代の京都がピンとこないので結局よく分からない。もっと広いエリアだと良かったな。2023/07/24
Abercrombie
3
歴史地図に半透明の現代地図を重ねたり、双方を見比べたりが楽しい。おまけのような解説も、南蛮寺&キリシタン墓地の地図や、信長の馬揃えの推定コース、秀吉の京都改造過程など、他であまり見ない事項を取り上げており侮れない。2023/07/08
Hiroki Nishizumi
3
北野天満宮行ったときに御土居堀を初めて知ったが、この本読んでさらに詳しく知りたいと感じた。2015/07/19
京橋ハナコ
3
御土居は面白かった。あまり取り上げられることはないようにと思う。2015/06/27