内容説明
1200年以上の歴史を持つ京都は、文化の香りを色濃く残す日本人の“心のふるさと”。三方を山に囲まれた盆地の中で、穏やかに移ろいゆく京の四季。春の桜、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、いまもなお自然とともに生きる京都ならではの雅趣が感じられる。ゆっくりと時間をかけて築き上げられた京都の風景は、伝統に培われた美しさが息づき、他の街にはない奥深さを熟成している。本書は、江戸時代に出版された『都名所図会』を基に、山本建三が撮影した京都の代表的な名所を収録。この一冊に“京都”を集約した、ガイドブックとしても活用できる「現代版写真都名所図絵」。
目次
京都御所
仙洞御所
京都御苑
二条城
神泉苑
梨木神社
下鴨神社
西本願寺
東本願寺
東寺〔ほか〕
著者等紹介
山本建三[ヤマモトケンゾウ]
大正14年、大阪府高槻市に生まれる。立命館大学卒業、湯浅電池に入社。昭和34年、東京で第一回個展を開催、以後全国各地で70回以上の個展を開催。昭和37年、株式会社京都アド・フォトを創立。現在、日本写真家協会会員、フォト禅主宰、日本風景写真協会顧問
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