著者等紹介
森光伸[モリミツノブ]
1950年熊本県御所浦町で生まれる。1969年高校卒業後、大阪の電機メーカーに就職。1972年年数回の撮影山行を始める。1981年月のある山岳風景を好んで撮るようになる。1989年雑誌「山と渓谷」のフォトコンテストで年間最優秀賞受賞。1997年写真雑誌「風景写真」主催の風景写真新人杯(現前田真三賞)受賞。現在、団体職員。町田市を中心とした山の自然写真愛好会「グループ・ド・モンタニュ」会員。町田市在住
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感想・レビュー
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3月うさぎᕱ⑅ᕱ゛
19
月の写真と歌、俳句、詩がいくつか載せてある。月の写真はやはり印刷するとその美しさが損なわれるけれど、それでもとても神秘的。月を見上げてきた幾百幾千年も前の人達も、月に馳せる想いは変わらないのかなと思うと感慨深い。「猫のあたまに集まれば、光は銀のごとくなり、われらが心に沁みいれば、月かげ懺悔のたねとなる」北原白秋の「月光礼讃」「新月」、中原中也の「月夜の浜辺」「湖上」が好き。2016/01/14
tera。
17
『月の時間』続編。様々な月の写真と詩・歌・俳句が掲載されている。人によって好きな月の形があると思う。私は月齢1若しくは29の今にも消えてしまいそうに儚く見える月が好きだ。2014/01/16
uD
12
月にかけて誓うのはやめたほうがいい…2018/09/08
ろっか
6
「Swear not by the moon.」シェイクスピアの名セリフや北原白秋、金子みすゞ、徒然草など。有名な詩人・歌人・俳人の作品が美しい写真に添えられる。巻末に月の写真を撮った場所や撮影方が細かく記されていた。特に解説はなく、ただただ月の光と言葉が並ぶ。しんとした静かな気持ちになれる一冊。同じ著者の『月の時間』も読んでみたい。「猫のあたまにあつまれば、光は銀のごとくなり、われらが心に沁み入れば、月かげ懺悔のたねとなる」2021/09/11
いしかわ
3
たまには、ゆっくり上を見上げて月を眺めたい。いつでも空は、変わらずそこに、あり続けてる。2012/09/14