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出版社内容情報
澄んだ水のように、こだわらずに、さらさらと。
日米で活躍する禅僧が教える、
「波立たない穏やかな心」でいられる手がかり。
●感情はあぶくのように、心の水面に浮いてくる
●人は人、私は私、よそはよそ
●完璧でなくていい、「いい加減」がいい
●いろいろ言う人には、言わせておく、放っておく
●どんなときにも「自分のモノサシ」で
●誰にも言わず、こっそり徳を積む
●「あなたの代わり」なんて、いないのです
●この「いま」こそが、蓮の花の上
「いつも忙しくて、落ち着ける時間がない」
「なんだかモヤモヤした不安がある」
「小さなことにこだわってしまう」
……そんな心の水面は、常に揺れ続けています。
ときどきは、自ら心を落ち着け、クリアにする。
放っておけば揺れてしまう心の水面を、すっと静める。
そのための方法論が、「禅」なのです。 ――著者
内容説明
不安も、怒りも、悲しみもスッと消えていく。波立たない、濁らない、澄んだ心で生きられるコツ。日本で、アメリカで、世界で―「禅の精神」を伝え続けている著者の“心の整え方”。
目次
1章 感情を洗いながす―焦らず、慌てず、ゆっくりでいい
2章 余計なものを捨てる―すると、「本当に大切なもの」だけが残る
3章 ほどよく距離を置く―“離れたところ”から見ると、違うもの
4章 「自分」を何より大切に―比べない、戦わない、大きく見せない
5章 悲しみと握手する―“大きな流れ”に身をゆだねて
6章 人生をシンプルに考える―物事は「そうなるようにできている」
著者等紹介
松原正樹[マツバラマサキ]
臨済宗妙心寺派佛母寺住職。米国コーネル大学東アジア研究所研究員。ブラウン大学瞑想学研究員。1973年、東京生まれ。大ベストセラー『般若心経入門』の著者で仏教者の松原泰道を祖父に、松原哲明を父に持つ。コーネル大学でアジア研究学の修士号、並びに宗教学博士号を取得後、カリフォルニア大学バークレー校仏教学研究所、スタンフォード大学仏教学研究所を経て、現在に至る。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。