知的生きかた文庫
心のブレーキを外す。

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  • サイズ 文庫判/ページ数 192p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837985730
  • NDC分類 159
  • Cコード C0130

出版社内容情報

僕らにはまだ「伸びしろ」がある――“走る思想家”が教える「心のブレーキの外し方」「思い込みの檻からの抜け出し方」僕らにはまだ「伸びしろ」がある――
“走る思想家”が教える「心のブレーキの外し方」

僕は引退したあと、人間の心を学びながら、
限界について考えてきました。
その結果、ひとつの仮説に至りました。
「限界とは、人間のつくり出した思い込みである」
「人は、自分でつくり出した思い込みの檻に、自ら入っている」
思い込みや社会の常識が、心のブレーキになるならば
それを外せば、今この瞬間にも、自己ベストを更新できるのではないか。
僕はそのことを知ってほしくて、本書を書きました。

【本書の内容】
・「才能」がなくても、「人生」は勝てる
・「プロセスを楽しめる人」は強い
・なぜ、「常識」に縛られてしまうのか
・となりの世界に勝てるフィールドがある
・「行動」を変えて、「思い込み」を壊す
・「無知」を味方に
・「小さな恥」をかいて、次のステップへ
……など

為末 大[タメスエ ダイ]
著・文・その他

内容説明

僕らにはまだ「伸びしろ」がある―「才能」がなくても、「人生」は勝てる。「プロセスを楽しめる人」は強い。なぜ、「常識」に縛られてしまうのか。「行動」を変えて、「思い込み」を壊す。「小さな恥」をかいて、次のステップへ。“走る思想家”が教える「心と体の操縦法」。「限界の正体」を知り、「思い込みの檻」から抜け出す法。

目次

序章 うまくいかないのは、能力のせいじゃない(あなたにはまだ「伸びしろ」がある)
第1章 考え方を変えるだけで結果は変わる(「大きな夢」よりも大切なこと;目標はどんどん変えてもいい ほか)
第2章 「自分にはできる」と信じていないのは自分だけ(まずは「思い込み」を見極める;憧れの人をめざす功罪 ほか)
第3章 自分の見えない檻から脱出する(根性が通用する世界、しない世界;反復練習の落とし穴 ほか)
第4章 「限界の正体」を知り、自分の可能性を拓く(アスリートは無意識を利用する;「自信があるフリ」に脳はダマされる ほか)

著者等紹介

為末大[タメスエダイ]
1978年広島県生まれ。2001年エドモントン世界選手権および2005年ヘルシンキ世界選手権において、男子400メートルハードルで銅メダルを勝ち取る。陸上スプリント種目の世界大会で日本人として初のメダル獲得者。シドニー、アテネ、北京と3度のオリンピックに出場。男子400メートルハードルの日本記録保持者(2018年10月現在)。2003年、大阪ガスを退社し、プロに転向。2012年、日本陸上競技選手権大会を最後に25年間の現役生活から引退。現在は、アスリートによる社会貢献を広げる一般社団法人アスリートソサエティの代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

読書ニスタ

21
限界は、自分で作った檻なのかもしれない。改善の連続が、成長につながり、気づけば、大きな目標を突破している。目標を見直す、100mから400mハードルに転向。ルーティンを作り、定期的にリセットする。できないと決めつけず、いろいろ試してやってみる。など。少しずつ読み直したい一冊。2023/01/02

ちい

9
となりの世界に勝てるフィールドがあるという言葉が一番響いた。為末さんはこれまでやっていた100mに自分の限界を感じ400mハードルに転向する。これなら勝負が出来ると考えたから。横にズレる、別の階段に移ることで陸上選手としての限界を突破したと述べていた。2018/12/27

桂 渓位

6
 人は、自分でつくり出した思い込みの檻に、自ら入ってしまっている。  限界の檻から抜け出すには、積み重ねと変化する。  諦めない気持ちは、つくづく大切だと感じました。2019/01/12

naohumi

3
自分の限界を決めるのは自分自身。だけど、本当はもっとやれるのかもしれない。その一方、自分に過度に期待し過ぎたり、他人の目を気にしすぎる事で能力が発揮できなかったり、酷い場合は潰れる事もあり得る。人間は完全な客観視はできないものの、自分の主観と他人の見方を上手くバランスよく見極める力も必要なんだろう。2019/01/26

Takumi

1
キーワードを「限界」「思い込み」「変化」の3つに絞り読んでいくと、「思い込み」から離れていった先にそのワードのアナロジカルなキーワードが表れてきました。何かに固まらず、常に揺らぎ続けることこそがブレーキを外す鍵なのかもしれません。2023/10/17

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