知的生きかた文庫
手ぶら人生―禅が教える「いい歳の重ね方」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 224p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837984870
  • NDC分類 188.84
  • Cコード C0130

出版社内容情報

――これからは、「大事なもの」とだけ生きていく――
ベストセラー『道元「禅」の言葉』の著者が教える、“手ぶら人生”を楽しむヒント


「日々是好日」
これは、にちにち、これ、こうじつ――と読む。
来る日も、来る日も、うれしくて、
楽しくて、しょうがない……という意味の禅語だ。
どんなに心が重たくなっても、すぐ、スッと軽くなる。
それが、禅的手ぶら人生の要諦だ。 ――著者


・「自分軸」で選ぶ、楽しむ
・もう「生存競争」から抜け出そう
・人と“手を取り合って”生きる
・禅の実践――相手の話をよく聞く
・「常識的に」より「自分らしく」生きる

もっと身軽に、さらに豊かに、いっそう自由になれる「禅の教え」

内容説明

「日々是好日」これは、にちにち、これ、こうじつ―と読む。来る日も、来る日も、うれしくて、楽しくて、しょうがない…という意味の禅語だ。どんなに心が重たくなっても、すぐ、スッと軽くなる。それが、禅的手ぶら人生の要諦だ。

目次

1章 減らす、手放す、忘れる―禅的「手ぶら人生」―限りなくシンプルに、豊かに暮らすヒント(歳とともに磨いていくこと;いい言葉がいい人生をつくる ほか)
2章 「老い」の悩みが、ふっと軽くなる13の話―過去も未来も思わず、「いま」だけを生きる(「日々是好日」―どんな人でも「明るい一日」;昔を思い出し、くよくよするのは、禅的じゃない ほか)
3章 人間的に成熟するとは、こういうこと―「禅問答」が教えてくれる、自由自在な生き方(「片手の鳴る音を、聞いてこい!」;あなたなら、この“難問”にどう答える? ほか)
4章 人生後半の楽しみ方は、良寛さんに聞け―「人生を、むつかしく生きてはいけないよ」(「もっと世の中に出て、みんなと仲よくしよう」;ずっとがまんの人生なんて、つまらない ほか)
5章 なんの変哲もない一日に喜びを見出す―大事なことは、すべて自分の中にある(「ふつう」とは「常識的」ということではない;世間に向けていた目を、自分に向ける ほか)

著者等紹介

境野勝悟[サカイノカツノリ]
1932年、横浜生まれ。円覚寺龍隠庵会首。早稲田大学教育学部国語国文学科卒。私立栄光学園で18年教鞭をとる。在職中、参禅、茶禅一味の茶道を専修するかたわら、イギリス、フランス、ドイツなど西欧諸国の教育事情を視察、わが国の教育と比較研究を重ねる。1973年、神奈川県大磯にこころの塾「道塾」を開設。1975年、駒澤大学大学院・禅学特殊研究科博士課程修了。各地で講演会を開催し、経営者、ビジネスマンから主婦層に至るまで幅広く人気がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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mitei

202
ミニマリストのような禅の思想の一部に触れたような気がした。無理せず気負わず気楽な感じで余生を過ごしたいものだ。2020/02/06

rubbersoul

1
「もう、いっさいの競争は、やめる」2021/05/25

Hiroshi Osumi

1
久々の読書。 坐禅を趣味としている私、70歳前で生き方を悩む中、本書を手に取った。何か肩の荷が取れた感がある。 この世に長く「生存する」ことが人生の目的ではない。 良寛と貞心の愛、禅の世界では触れられない話だ。 良寛の本を読んでみたい。2017/11/03

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