知的生きかた文庫 できる人の論語―「自分の価値」を高める戦略

中島 孝志【著】

三笠書房（2015/06発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 204p／高さ 15cm
• 商品コード 9784837983446
• NDC分類 123.83
• Cコード C0130

出版社内容情報

ストレスなく最小効率で仕事を進めるコツは、「論語」に聞け。簡潔な超訳と豊富な解説で「できる人の戦略」がすっきりわかります。

その「仕事の悩み」は、孔子が解決済みです。
……“努力の方向”や“上下関係”さらに“成功戦略”“メンタル”まで！

◎問題解決は「段階別」に進めること
◎相手の「性格タイプ」で対応を変えよ
◎失敗を直視すれば「宝」が見つかる
◎活躍できる「土俵」で戦え
◎発言より行動で人を判断しろ
◎信頼関係は、依存関係から生まれない
◎「学び取るクセ」を体得せよ
◎自分よりできる友人と師匠をもて
◎他人の「口コミ」を当てにするな……

内容説明

世界が学んだ「最高の処世術」！『論語』は二千五百年以上もの時間と空間を超越して残る“知恵の宝庫”である。仕事に関して根本的・本質的な疑問が生じたとき、この「生きた古典」は常に明快な示唆を与えてくれる。

目次

１章　結果を出す足場を固める―できる人の「仕事の指針」（「淡々と」オンリーワンになる；「損得」を超えた人が得をする　ほか）
２章　正しい努力を見極める―できる人の「目標達成法」（「長所探し」の達人になれ；「わかったつもり」で終わらせない　ほか）
３章　本質を見抜く目を養う―できる人の「判断力・思考力」（「違和感」を歓迎しよう；「学び取るクセ」を体得せよ　ほか）
４章　人間性が人を動かす―できる人の「人心掌握術」（実力がついたときこそ、腰を低く；「三つの欲」に気をつけろ　ほか）
５章　成長を継続する条件―できる人の「メンタル・コントロール法」（「損得最優先」だと結局失敗する；「知らないこと」をさらけだす　ほか）

著者等紹介

中島孝志［ナカジマタカシ］
東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、南カリフォルニア大学大学院修了。出版社勤務を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。原理原則研究会（東京・大阪・名古屋・博多・出雲・札幌・新潟）、松下幸之助経営研究会を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[パンダゴテ]

色欲に注意 自分をたえず向上させる

2016/11/19

[トゥーサー]

論語の内容を解釈して現代を生きる上のヒントや指針を示してくれた本だった。ビジネスとして成功する前に、そもそも１人の人間として正しく生きていくためには、誠実さと人徳を兼ね備えた人になっていきたいと改めて思うものである。正しく生きるということは、人としてやってはいけないことに手を出さないこと、余人をもっても代え難い人になること、それが仕事としても成功を収めるきっかけにもなる。新しいことを始めると、失敗もあるし、成功もあるかもしれない。けれども踏み出すことをためらって後から後悔することだけはしないようにしたい。

2019/02/16