知的生きかた文庫 仕事ができる人の「しないこと」リスト

中島 孝志【著】

三笠書房（2012/11発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 221p／高さ 16cm
• 商品コード 9784837981510
• NDC分類 336.04
• Cコード C0130

出版社内容情報

本書では、「あれもこれも」から抜け出し、仕事に能率革命を起こす「しないことリスト」を紹介。あなたの仕事を根本から改善する本

「やらないこと」を決めなければ、
本当にやるべきことは見えてこない！

たとえば、

◎予定を簡単に動かさない
◎１００点満点を目指さない
◎安請け合いは絶対にしない
◎人の不平不満に付き合わない
◎大事なことを夜に決めない
◎便利屋にならない
◎肩書だけで人を決めつけない
◎敵を不用意につくらない

……など、本書では、「あれもこれも」から抜け出し、
仕事の能率、成果を飛躍的に上げる「しないことリスト」を紹介。

この「しないことリスト」を実行できるか、できないかで、
１年後、あなたの給料に“圧倒的な差”が出る！

内容説明

「予定を簡単に動かさない」「１００点は最初から目指さない」「安請け合いを絶対にしない」「人の不平不満に付き合わない」「便利屋には絶対にならない」…“あなた”に革命を起こす、４５の「しないこと」。

目次

第１部　“考え方”編―「見切る」「捨てる」「断る」力をつける‐２３の「しないことリスト」（「１００点」を目指さない；「敵」を不用意につくらない；「頼みやすい人」にならない；「便利屋」にならない　ほか）
第２部　“テクニック”編―仕事の生産性が“革命的に”上がる‐２２の「しないことリスト」（「二兎」を追わない；「スケジュール」を詰め込まない；「予定」を簡単に動かさない；「先送り」をしない　ほか）

著者等紹介

中島孝志［ナカジマタカシ］
東京都生まれ。早稲田大学政治経済学部卒、南カリフォルニア大学大学院修了。出版社勤務を経て独立。経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家、出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師など幅広く活躍中。キーマンネットワーク定例会、原理原則研究会、松下幸之助経営研究会を主宰（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かわうそ]

スティーブジョブズもしないことリストを活用していたと何かの本で見た。人生は短い。まして一日なんて瞬く間に過ぎる。しかしその瞬く間こそが人生だったりする。余計なこと、関わりたくも無い人間のことで悩み潰してはならない。やるべきこと、やりたいことは何か、見定めて順番を決めて集中する。自宅の部屋に限らず、職場やPCの中にも不要な物や事は多い。もっと削ぎ落とす必要がある。また断捨離だ。自分が決まれば、後は邪魔されないこと。味方を作るよりは敵を作らないことが大事。田中角栄の言葉らしいがいいことを知った。なるほどねー。

2015/11/19

[おおたん]

ビジネスパーソンなら、ぜひ読んでおいて損はない一冊だと思います。仕事にフォーカスしていますが、人生においても、「やりたいこと」より、「やらない。しないこと」の方を削ぎ落とす方が大切だと改めて感じさせてくれた本でした。◆やらないこと。を決める。◆嫌いな人を好きになる必要はないが、「敵」にしてはいけない。◆知ったかぶりをしない。利口ぶるのは、確実に損をする。◆自信とは自分への信仰◆仕事ができる人は、専門家に聞くことが巧み◆いい設計図「プランニング」をつくらないといい建物「オペレーション」はできない。

2021/10/10

[かいてぃ〜]

「しないこと」を作るのは重要な事だと思うし、これを参考にして、「しないこと」を増やしたいと思う。世の中、良くも悪くもスピード化と生産性をより一層求めれる時代。だからこそ、本当にやるべきことを選び注力する為に「しないこと」を作らなければならない。参考にできる点も色々あったので、自分なりにアレンジしながら取り組みたい。W杯のベルギーの超高速カウンターじゃないけど、パス、プレー、ジャッジ、身のこなし…みたいに、全ての質・スピードを上げないとね…。（息が詰まりそうだけど…）

2018/07/28

[たか厨]

2012年11月刊。この筆者の本は初めて。最近、生活態度を見直そうと考えていて、それに関わる書籍を色々読んだ。その中に「自分の人生で、これはしたくないということを洗い出して、『したくないことリスト』を作ると良い」というのがあった。そんなとき本書のタイトルを見て、読んでみる気になった。本書は二部構成で、仕事と人生の「しないことリスト」を挙げていく。第一部は、「見切る」「捨てる」「断る」などの思考法にまつわる「23のしないことリスト」を提示。第二部は、行動面での「22のしないことリスト」を提示。（続）

2022/03/25

[assam2005]

最近、同作者の「ミスよけ大全」を読んで気になったのでこちらも読んでみた。「ミスよけ大全」は今年（2018年）発行、こちらは2012年発行。前回はそんなに齟齬を感じなかったのですが、今回は何となく引っ掛かる点があり、この手の本は最新版を読むべきだなと感じました。効果的な手法は時代と共にどんどん精度を高めていくからでしょうか。いつの時代も変わらない部分もありますが。

2018/12/05