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出版社内容情報
『古事記』の物語をダイジェストふうに紹介。さらに神話に反映された日本の歴史と原風景を探る。登場する神々や聖地も数多く解説。
2012年の今年は、『古事記』が編纂されて1300年目にあたります。
子どもの頃、童話のように聞かされた、アマテラスの岩屋隠れや、スサノ
ヲのヤマタノオロチ退治、オホクニヌシと因幡の素(しろ)ウサギ、海幸彦・
山幸彦の物語などは、『古事記』に載っている、いわゆる神話の物語だ
ったのです。
本書は、まず、第1章でこのように断片的に覚えている日本神話の物語
を、『古事記』をもとに挿絵つきの「あらすじ」で紹介します。これを読めば
日本神話の概略は、あっという間に理解できます。
第2章と第3章では、日本神話の特徴や古代史と神道との関連性、祭
や民俗文化の源流など、日本人の原風景を神話から探ります。
第4章は、神話の聖地と登場する神々を小事典として編みました。気に
なる項目は、すぐに引けます。
本書はコンパクトにまとめた「日本神話のすべて」です。
第1章
知っておきたい『古事記』のあらすじ
第2章
神話から探る日本人の原風景
第3章
神と祭と神話
第4章
日本神話の聖地と神々
【著者紹介】
京都大学こころの未来研究センター教授
内容説明
学校では絶対教えてくれない古代日本の物語を“あらすじ+解説+小事典”でやさしく読み解く。
目次
第1章 知っておきたい『古事記』のあらすじ(天地開闢;国産み ほか)
第2章 神話から探る日本人の原風景(『古事記』『日本書紀』編纂の謎;『古事記』と『日本書紀』はここが違う ほか)
第3章 神と祭と神話(さまざまな意味を含む「マツリ」;神が降臨する「神籬」と「神体」 ほか)
第4章 日本神話の聖地と神々(伊勢;出雲 ほか)
著者等紹介
鎌田東二[カマタトウジ]
1951年、徳島県生まれ。國學院大學文学部哲学科卒業、同大学院神道学博士課程修了。文学博士。専攻は宗教哲学・民俗学・日本思想史。フリーランス神主、神道ソングライター。京都大学こころの未来研究センター教授。NPO法人東京自由大学理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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