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内容説明
「ノー」と言っても好かれる人がいるのに、「イエス」と言って好かれない人がいる。なぜ相手の気持ちにばかり気をとられて自分らしく生きられないのか。もっと自信を持って「自分の人生」を生きたいと望む人に贈る本。
目次
はじめに 人は「弱点を隠そうとしない人」を好きになる
1章 なぜ自分らしく生きられないのか―誰だって好かれたい、愛されたい
2章 自然に人望を集めてしまう人の「心のあり方」―なにごとも無理しないほうがうまくいく
3章 好かれる生き方、好かれない生き方―今の対人関係に必ず自信がつく方法
4章 人は、自分を出したときにはじめて強くなれる―その関係を失うことを恐れてはいけない
5章 感情を出したほうが好かれる―頑張っても、頑張ってもうまくいかない人はここに気づいていなかった
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫羊
29
著者の他の本でも繰り返し述べられている、頑張っているのに幸せになれない人の思考や行動のパターン。認めるのは辛いけれど、自分自身の中にも多分にその要素がある。またそういう人は周りにも沢山いる。知ることで少しずつ変われるというのが人間のすごいところだ。2016/01/23
凛
17
関係ない人には無縁な内容かもしれませんが、私にはとても刺さる内容で、自分の抱えている事に答えを与えてくれたように感じました。内容は、『今日からもっと感情を表に出しましょう!』といったポジティブな物ではなく、弱みや感情を出さない人に辛辣な言葉で自分の人生上手くいかないのは他責ではなく、自責だよと説いている。本当にその通りすぎて、その厳しい言葉が有難いと思いました。そして、付き合う人を選ぶ、自分が明るい気持ちになる人と関わる事を選ぶ大切さも学べたとても良い本だと私は思いました。2024/09/29
maimai
16
嫌われることを押さえて自分の言いたいことを押さえてばかりいると、周囲から軽く見られるし「何を考えているか分からない」と人は離れていくみたいです。勇気をだして自分の意見を相手に伝えることをしていきたいですね。人は自分の意見に耳を傾けてくれると信じることが大切なのでしょうか?2015/07/11
アイスマン
14
人は好かれようとして弱点を隠すが、弱点を隠す方がかえって嫌われる。弱点を隠す姿が浅ましく見えるからだ。弱点がある方が正常なのであり、人間味がある。人が成功談より失敗談を好むのは、そこに血の通った人間味を感じるから。自分の弱点を受け入れてあげよう。自分の弱点を受け入れてあげる事で、他人の弱点も受け入れてあげられるのだから。2017/01/15
よしだこ。
11
自分をさらけ出した方が好かれる。理想の自分を演じて隠してもダメ。「かたり」だけを求めていてもいい人間関係は築けない。「こころ」を通わすこと。自分に自信を持って修羅場を経験すること。2015/01/04