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内容説明
やっていいこと、悪いことは徹底して教える。「わがままの芽」はできるだけ早く摘もう。子どもの「これなあに?」にはいちいち答えてあげる。泣かれてもひるまない―子どもの上手な叱り方。「小言」が多いお母さんは、しつけ上手。泣き虫、甘えん坊、わがままな子…への対処法。「この一言」「この対応」が親の役目。
目次
1章 親の「この一言」「この対応」が子どもを伸ばす!―“ここ”で厳しくできる親になりましょう
2章 子どもの上手な褒め方、叱り方、学ばせ方―しつけ上手のお母さんは、ここが違う
3章 「こんなとき、どうする?」―困った子への対処法 わがままな子、ウソをつく子、悪口を言う子…
4章 詰め込み教育のすすめ―「頭のいい子」を育てるコツ 子どもの才能を、もっともっと伸ばすには?
5章 男の子らしく、女の子らしく育てましょう―当たり前だけど大切な子育てのルール
著者等紹介
川嶋優[カワシマユタカ]
学習院名誉教授。1932年、東京生まれ。東京学芸大学卒業後、ロックフェラー財団特別研究生として国際基督教大学大学院で「言語とコミュニケーション」専攻。公立小学校勤務を経て、1961年、学習院に奉職。以来、初等科長(小学校長)を含め42年にわたり教鞭を執る。学習院安倍賞(教育功労賞)、博報賞(国語・日本語教育個人部門)、東京都功労賞などを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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まごたく
0
何だろうこれは。戦後の価値観?「いい悪いは誰が決めたの?と尋ねられれば、私が決めたんだよ。私は先生だからねと答えます」という冒頭の言葉がウッワァとなってしまいそっと本を閉じた。。略してそっ閉じ。。。。私はしつけの話が読みたかった。洗脳の話が聞きたいんじゃないんよ。2016/03/12
Yoshi
0
「痛い思いをさせないで、失敗をなるべく避けながら子どもに知識や経験を積ませるのが教育」「子どもが小さいうちは憎まれ役を買って出るのも、親の役目」「子どものわがままに対しては、親は厳しければ厳しいほどいい」「(子どもの喧嘩は)①身体的な障害、②精神的な障害の心配がある場合のみ具体的な対応をとる」「子どもの才能を伸ばすために親にできることは、まずその裾野を広く豊かなものにする手助けをすること」「やってもできない子どもをどうするのか-そこに親の役割がある」など子育ての方針が明確に示されており、参考になった。2013/12/26