知的生きかた文庫
面白くてためになる日本語常識―ちょっと上手に「読む・話す・書く」言葉の「知恵」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 228p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784837972891
  • NDC分類 810.4
  • Cコード C0181

内容説明

「人目に立つ」「うわさに立つ」「波風が立つ」―なぜ、日本語は「立つ」と嫌なことばかり起こるのか。じつは、「日本人の知恵」は、こんなところにも隠されている。そして、このような「知恵」が、その人の言葉づかい、読解力に正確に反映するのである。本書では、面白くてためになる「言葉の知恵」を数多く紹介。

目次

1 「日本語の常識」なのに、「八割の日本人」は知らない!?(「一周忌」の次は、なぜ「二周忌」でなく「三回忌」になる?;収穫の秋―「商い」はもともとは「秋ない」だった!? ほか)
2 これをちょっと知るだけで、あなたの日本語は見違える?(美声の条件―まず「声を飾らない、高くしない」;沈黙の時間を、なぜ「天使のお通りだ」と言う? ほか)
3 思わず人に話したくなる!「食と料理」の味な言葉(泳いでいる「サケ」を料理すると「シャケ」になる?;「魚」―「ウオ」と読む場合、「サカナ」と読む場合 ほか)
4 「類義語・同義語」の常識、非常識知らないと恥をかく!?(「寝る」と「眠る」の使い分けは?;「人目に立つ」「波風が立つ」…なぜ「立つ」と嫌われる? ほか)
5 「動物・生き物」の言葉雑学―日本語はこんなに面白い!(馬は「ヒヒン」と鳴くのに、なぜ「いななく」という?;「スズメ」を現代語に訳すと「チュチュと鳴く鳥」になる? ほか)

著者等紹介

柴田武[シバタタケシ]
1918年名古屋市生まれ。東京大学文学部卒業。国立国語研究所を経て、東京外語大学、東京大学、埼玉大学の教授を歴任。現在、東京大学名誉教授。専攻は方言地理学、社会言語学。85年、NHK放送文化賞を受賞
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