出版社内容情報
「眠れないほどおもしろい」古典シリーズ30万部突破!
最高級の人生論と、超一流の悪口が
交錯する『徒然草』の世界へようこそ!
それは「隠遁者の美学」か、
あるいは「ひねくれ者の戯言」か――。
兼好法師が「つれづれなるまま」言いたい放題!
◇ 見栄を張っても、ろくなことがない
◇「女難」には、くれぐれも気を付けよ!
◇「だって、死んだら灰になるだけだろ?」
◇ エリートたちだって一皮むけば、この程度
◇「友とするにわろき者」――その条件とは?
鎌倉時代、兼好法師が書いたエッセーが『徒然草』。
枕草子、方丈記と並び「三大随筆」と呼ばれますが、
その中身は
「40歳になる前に死んだほうが見苦しくない」
「用事がすんだらさっさと帰ってほしい」
など、上から目線の皮肉ばかり!
毒舌まじりに語られる「処世のコツ」の数々を
ご紹介します。
――板野博行
内容説明
つれづれなるままに、やりたい放題!それは「隠遁者の美学」か、あるいは「ひねくれ者の戯言」か。最高級の人生論と、超一流の悪口が交錯する歴史的おもしろエッセー、『徒然草』の世界へようこそ!
目次
1章 つれづれなるままに、やりたい放題―出家した身ながら「男女の機微」に精通?
2章 「煩悩」とのつきあい方、教えます―「冴えわたる皮肉」と「上から目線のアドバイス」
3章 「処世のコツ」を大放談!―さすが海千山千!「説教好き」は筋金入り?
4章 「無常観」「あはれの美学」について語ろう―「隠遁者の哲学」か、「ひねくれ者の戯言」か
5章 「住まい」「社交」にも一家言!―この世は「仮の宿り」のはずなのに…
6章 「道」を極めたいなら、こんなふうに―これが兼好法師の説く「プロ論」!
著者等紹介
板野博行[イタノヒロユキ]
岡山朝日高校、京都大学文学部国語学国文学科卒。ハードなサラリーマン生活から、予備校講師に転身。カリスマ講師として、全国の生徒に向けての講義や参考書を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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