出版社内容情報
「古典の女神」と名高い人気講師岡本先生が、まるで清少納言と「ガールズトーク」をしているかのように『枕草子』を超訳&解説! 千年前の宮廷生活の色や匂い、笑い声、生々しい息づかいを思う存分、味わってください!
【初々しい】清少納言28歳、定子17歳。出会いの頃
【定子との絆】「あなた、私のこと一番好きなんでしょ」
【まるで叙述トリック】真相を知れば見え方がガラリと変わる段
【いつの世も変わらない女心】「法師は絶対、イケメンがいい!」
【教養の戦い】「百人一首に採用された歌」は“恋愛ごっこ”から生まれた!? …
◎「言葉」と「教養」を武器に自分らしく、たくましく! 清少納言が千年の後まで伝えたかったこととは…
「春はあけぼの」しか覚えてない…そんなあなたにこそ読んでもらいたい1冊。『枕草子』に込められた“切なる願い”を知れば、あなたは絶対、清少納言のことが愛おしくなる!
内容説明
初々しい―清少納言28歳、定子17歳。出会いの頃。定子との絆―「あなた、私のこと一番好きなんでしょ」。まるで叙述トリック―真相を知れば見え方がガラリと変わる話。犯人は意外な人物―衝撃の結末!「雪山消失事件」。いつの世も変わらない女心―「法師は絶対、イケメンがいい!」。教養の戦い―「百人一首に採用された歌」は“恋愛ごっこ”から生まれた!?…etc.「言葉」と「教養」を武器に自分らしく、たくましく!清少納言が千年の後まで伝えたかったこと。
目次
序章 一・春はあけぼの―「暗記させられた!」であろうこの段には、実は工夫がたくさん!
第1章 『枕草子』に隠された秘密とは?―定子との「きらめく宮中生活」(一七七・宮にはじめて参りたるころ1―清少納言28歳、定子17歳。初々しい出会いの頃;一七七・宮にはじめて参りたるころ2―定子の兄・伊周登場!キラキラオーラがまぶしい兄妹 ほか)
第2章 平安時代のリアルな日常―「個性溢れる魅力的な貴族たち」とのエピソード(八〇・里にまかでたるに―離婚の理由は性格の不一致?超鈍感な元夫・則光;二五七・大蔵卿ばかり耳とき人はなし―「そんなバカな!」というくらい耳がよい人の話 ほか)
第3章 毒舌?言いたい放題?―エッセイスト・清少納言の本領発揮「ものづくし」(二三・すさまじきもの―現代だとクレーム殺到間違いなし!;二五・人にあなづらるるもの―「嫌われる勇気」を持ちなさい! ほか)
第4章 感性が光る文章を味わう!―清少納言の「美意識」と「心意気」(二・ころは―「どないやねん!」;三一・説教の講師は―「法師は絶対、イケメンがいい!」 ほか)
著者等紹介
岡本梨奈[オカモトリナ]
大阪府出身。オンライン予備校「スタディサプリ」古文・漢文講師。「音楽教員免許」「調理師免許」「日本語教師」の資格を持つ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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