王様文庫<br> 眠れないほど面白い『今昔物語』

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王様文庫
眠れないほど面白い『今昔物語』

  • 由良 弥生【著】
  • 価格 ¥891(本体¥810)
  • 三笠書房(2014/05発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 382p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784837967132
  • NDC分類 913.37
  • Cコード C0190

出版社内容情報

累計115万部突破の著者最新作!貴族や庶民、僧侶、盗賊…平安に生きた人々の喜怒哀楽を描いた「今昔物語集」を大胆・鮮やかに再現

あっ!と驚く、ドラマチックストーリー、エロティック奇談の宝庫――!

華やかな王朝文学では描かれなかった
平安に生きた人々の等身大の喜怒哀楽を大胆・鮮やかに再現。
大路のにぎわい、漆黒の闇、男と女の生(せい)の本能、
死と隣り合わせの暮らしから生まれるたくましさ・ユーモア――。
日本の最大、最高の「説話集」を堪能してください!


たとえば……

◎【平安の純愛物語】雨宿りがもたらした一夜の契り
◎【おおらかな性】蕪を食べて身ごもる娘
◎【ぶっ飛び超展開】サディズム趣味の不思議な女盗人
◎【夫の条件】女の色仕掛けにはまる若い僧
◎【会いたくて…】地獄から妻を訪ねてくる夫

 などなど、全36話を厳選収録!


時空を超えて、
猥雑なエネルギーに溢れた平安京の門が開く――!

一章 この時代の【女の執念と魂】の話

1 別れた女に逢って命を落とす男
2 死んだ妻との一夜かぎりの交合
3 魂を飛ばして人を殺す女
4 間違って他人に入り込んだ魂
5 捨てられて死んだ人妻の悪霊
6 執念が凝(こ)って蛇となる女


二章 この時代の【妻と夫】の話

1 燕を見て操を守る妻
2 哀れな妻と薄情な夫
3 捨てた先妻のもとに戻る夫
4 泣く泣く別れた夫と妻のその後
5 夫が見た妻の逆立つ髪
6 浮気な夫とその妻


三章 この時代の【したたかな女】の話

1 好色な老医師に陰部の瘡(かさ)を治させる女
2 巧妙な細工で言い寄る男をだます女
3 サディズム趣味の不思議な女盗人
4 死人の捨て場所「羅生門」の老婆
5 乞食から操を守る子連れの母親
6 夫の目の前で犯される妻


四章 この時代の【男と女】の話

1 伯父さんの美人妻を寝取る甥っ子
2 男の身代わりとなる女
3 雨宿りがもたらした一夜の契り
4 通ってくる男をなくした女のその後
5 恋をしかけるのに思いやりのない男
6 苦労して女の部屋から逃げる男


五章 エロチック奇談――笑える話

1 蕪(かぶ)を食べて身ごもる娘
2 桑の木に登った娘を下から狙う蛇
3 まら(男根)をとられる滝口の武士
4 僧のまらを見て欲心をおこす蛇
5 女陰を見つめられて立ち上がれない女
6 女の色仕掛けにはまる若い僧


六章 神秘・奇怪千万――俗世間の不思議な話

1 同じ悪夢を見る旅先の夫と留守居の妻
2 福運をついに得る貧しい女
3 山中で舞い踊る尼と木こり
4 女人に愛欲の心をおこす修行僧
5 墓穴(つかあな)に雨宿りした二人の男
6 地獄から妻を訪ねてくる夫

内容説明

華やかな王朝文学では描かれなかった平安に生きた人々の等身大の喜怒哀楽を大胆・鮮やかに再現。大路のにぎわい、漆黒の闇、男と女の生の本能、死と隣り合わせの暮らしから生まれるたくましさ・ユーモア―。日本の最大、最高の「説話集」を堪能してください!

目次

1章 この時代の“女の執念と魂”の話
2章 この時代の“妻と夫”の話
3章 この時代の“したたかな女”の話
4章 この時代の“男と女”の話
5章 エロチック奇談―笑える話
6章 神秘・奇怪千万―俗世間の不思議な話

著者等紹介

由良弥生[ユラヤヨイ]
日本や世界の読み物文学に興味をいだき、古典や伝承の追究を続けている。地域をこえて共通する比喩的表現に関心をもち、童話や昔話の再現に挑戦、ベストセラーを次々と生み出す。当時の世相、風俗、恋愛、さらには人々の深層心理を探り、大胆に描写するその巧みな筆致は多くの人に支持され、高い評価を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ゆずきゃらめる*平安時代とお花♪

36
[日本の古典を読む:第二回今昔物語集]イベントより♪ タイトルだけに寝る前に読んだらなかなかやめられない。「今は昔」で始まる奈良時代から平安時代まで。知っている藤原氏も説話ではひっそりと出ていたんだ。本書には男女の関係が驚くほど載っていて昔の人は煩悩が多かったのだろうかとおもってしまう。2017/02/18

万葉語り

21
ありえなくて大らかで、何でも包含してくれそうな時代性を感じた。古典で読んでもそんなに難しくないが、こうしてエンタメ性を重視して訳されたものも面白く読めた。2014/06/30

HMax

18
さすがに原文では読めないので、こちらで楽しませていただきました。眠れないほどではないけれど、日本昔話のような楽しい話しが多く、また1000年ほど前の日本では今では考えられないほど簡単に人が死に、深い森があり、怨霊や御霊が深く信仰されている様子、当たり前のことですが、感心ひとしきり。 備考:女の童がう〇〇を都大路でしているところを襲って主人を助ける下り、塀が崩れたり、壊して通れるようにしている様子、「平安京はいらなかった」にある通りで、当時の都の荒廃ぶりが見て取れます。2017/11/25

pandakopanda

18
訳してあるとやっぱり読みやすい。昔からこんな話あったんだと驚いたりもしました。安珍清姫伝説の元になった話とか、舞茸の由来に関する話とか面白かった!2016/06/26

ヒラP@ehon.gohon

15
今昔物語の面白さを、このようにカテゴライズされると妖しげな物語集に思えますね。 読みやすいテイストだと思います。2022/12/12

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