内容説明
「人がダメだと言うなら、よーし、やってやる！ぼくはそういうふうに生きてきた」７年連続首位打者、１シーズン２１０安打、２１６打席連続無三振…。たゆまぬ肉体強化と見えざる努力によって数々の大記録を打ち立てたイチローが、遂にメジャーへと羽ばたいた。これまで誰もなし得なかった野手としてのメジャー挑戦。その快挙の裏には、夢を夢で、憧れを憧れだけで終わらせてなるかという、彼の強靱な精神力と、堅固な意志が存在していた。
目次
１章 イチローが選択した、自分のための方程式とは？（マリナーズ入りを果たした、“イチローの計画”；あえてプレッシャーの渦に飛び込むイチローの発想 ほか）
２章 イチローの強さは、どこから生まれてきたのか？―目標の具体化と“理にかなった努力とは？”（’９６年の日米野球で得たある確証とは？；超一流プレーヤーとしての自負―日本でプレーする外国人には負けたくない ほか）
３章 自分の中に眠っている“潜在能力”をどう引き出すか？（前人未踏の“２００本安打”はこうして達成された！；もう一つの大記録、２１６打席連続無三振 ほか）
４章 一流といわれる人は、いかにして壁を乗り越えるか！？（徹底したこの“負けず嫌い”がイチローを育てた！；苦しい時こそ“攻め”なければならない！ ほか）
５章 「一流」になれる人、「二流」で終わる人（「本物」になる！イチローと野茂に共通しているこの“プロ意識”；目指すは「世界標準」のアスリート ほか）
