老年を愉しむ10の発見―ドイツ流「穏やかに生き抜く」哲学

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  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784837957812
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

出版社内容情報

ドイツ『シュピーゲル』誌で
18週にわたりベストセラー1位の話題の書!
年を重ねる中で得ていく
「落ち着き(Gelassenheit)」とは何か。

私は「アンチ・エイジング」より
「アート・オブ・エイジング(年をとる術)」を
身につけることが大切だと思う。
これは、老化というプロセスを拒否するものではなく、
それとともに生きるための術である。
 ――ヴィルヘルム・シュミット

・これから得られる「豊かな実り」とは
・自分に起こる「変化」と折り合いをつける
・「それまでの積み重ね」が花開くとき
・「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの

解説・養老孟司(東京大学名誉教授)
「それはどうせ、やがては通るはずの道なのだ」

目次

1章 人生には「さまざまな段階」がある
2章 自分に起こる「変化」と折り合いをつける
3章 「心穏やかに生きる」のに欠かせないもの
4章 「受け入れ、愛せる」人
5章 アクシデントとどう向き合うか
6章 「触れ合う」ことで満たされていく
7章 人生を豊かにする「つながり」
8章 深い思慮がもたらすもの
9章 「そのとき」を迎える心構え
10章 「生きる意味」について

著者等紹介

シュミット,ヴィルヘルム[シュミット,ヴィルヘルム] [Schmid,Wilhelm]
1953年生まれ。ベルリン在住。著作や講演に加え、国内外の大学で教鞭をとり、病院で「人生に悩む人々の心のケア」も行なう哲学者。人生哲学に関する著作と活動の功績により、Meckatzer哲学賞などをはじめ受賞歴多数

養老孟司[ヨウロウタケシ]
1937年鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。東京大学医学部教授を退官した後、1998年より同大学名誉教授。専門の解剖学をはじめ、科学、哲学、宗教、文学、文化論など広く評論活動を行なう

津崎正行[ツザキマサユキ]
1973年、東京都生まれ。近代ドイツ演劇を専攻。慶應義塾大学大学院文学研究科独文学専攻博士課程を経て、慶應義塾大学、東京理科大学などで教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nutesan

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この手の本の感想って言うのは変ですが、 著者がドイツ人ですので、世界観が違って良かったです^_^ 今の世の中では、やたらとアンチエージングと言われですが、「老いを受け入れなさい」と。 いがいと仏教的な考えもあるのだなと。2020/05/24

荏苒 byn

0
出版は、著者が60歳くらい(今66歳?)(2017年・独版権2014年)。 17歳の子供さんがいると書いてある。原題にある ”泰然とした落ち着きを獲得する”、という10のステップ 十章。ドイツ観念論的な老年の意義 に関する淡々としたエッセイ。自身の事も多く語られ、 最終盤は、死について考察する。解説は養老先生 。 マイルドな調子で、観念的でインパクト弱く、若干物足りない  といった感想。哲学系統人の引用少々。人生を一日に見立てる視点は 、同感。 (browse 感想) 2020/01/07

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