わが息子よ、君はどう生きるか―父から息子への手紙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837957423
  • NDC分類 159
  • Cコード C0030

出版社内容情報

子供が「人生」を考え始めた時、父親は何を教えればよいのか。全世界で1100万人以上の人に読み継がれてきた人生論の最高の名著!

著者チェスターフィールドは、イギリス最大の教養人の一人と称され、
大使、閣僚としても活躍した。本書は、その彼が、
自分の息子にあてて人生全般の心得を切々と説き送った教育的書簡。
著者一流の機知と常識、愛情あふれる名文は
全世界で読み継がれてきた。
日本のすべての父親、母親、息子、娘にとっても、
最高の「人生ガイド」となっている。

【著者紹介】
東大名誉教授

内容説明

著者は、イギリス最大の教養人の一人と称され、大使、閣僚としても活躍した。本書は、その彼が、自分の息子にあてて人生全般の心得を切々と説き送った教育的書簡。著者一流の機知と常識、愛情あふれる名文は全世界で読み継がれてきた。日本のすべての父親、母親、息子、娘にとっても、最高の「人生ガイド」となっている。

目次

第1章 わが息子へ―「今この時をどう生きるか」が君の人生を決める。
第2章 「人間の器」を大きくする生き方―「人並み」で満足したら進歩はない。大欲をかけ、あとは意志の力、集中力だ。
第3章 「最高の人生」を送る日々の心がけ―仕事(勉強)も遊びもしっかりやれ。
第4章 自分の「殻」が固まらないうちにやっておくべきこと―本をたくさん読みなさい。そして、とにかく「外」へ出てみなさい。
第5章 自分の「意見」を持て―自己主張のない人間は絶対に伸びない。判断力・表現力を身につける決め手。
第6章 一生の友情をどう育てるか―自分を伸ばす友人、引き立ててくれる人をどう見つけ、どうつき合うか。
第7章 「人間関係」の秘訣―人を陰でほめているか、気配りが自然にできているか。
第8章 自分の「品格」を養う―学問ばかりが勉強ではない。
第9章 わが息子に贈る「人生最大の教訓」―人間、タフでなければ生きられない。

著者等紹介

チェスターフィールド,フィリップ[チェスターフィールド,フィリップ] [Chesterfield,Philip]
18世紀イギリス最大の教養人、文人政治家。伯爵。ケンブリッジ大学で学んだ後、外交官として手腕を発揮、若くして国会議員に選ばれ、幅広い知識と優れた弁舌で活躍した。また、啓蒙思想家ボルテールやA・ポープ、J・スウィフトら作家、詩人との交遊もつとに有名

竹内均[タケウチヒトシ]
福井県生まれ。東京大学名誉教授。理学博士。地球物理学の世界的権威。科学雑誌『Newton』の編集長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

31
“学生の息子”に宛てたものです。が、大人でも味わえます。なので、「時間が財産」と第1命題にしております。時間の使い方でその先が決まります。人間関係は初心に戻ることができます。「相手の嬉しいことをする」として、“話を聴く”“話を取らない”“腰を低くする”。頼む時や説得では「物腰は柔らかく、意志は強固に」です。腰を低く相手の自尊心をくすぶるのです。ただ、「逆も真なり」なので、慇懃な相手の本性を読む必要がありますね(*^_^*)「感情を表に出さない」は意外でした。嫌われない生き方がうまくいく方法が根底にあります2013/12/01

おおたん

14
哲学本です。約300年前の話。文人政治家が息子へ送った書簡集。人生論やビジネスでも使える交渉術なども書かれていて、参考になりました。日本人が読むと、ある程度は知っているというか、社会人になれば体感するような、いわゆる「空気を読む」的な話の部分は、納得することが多かったです。個人的には、ビジネスの場においての交渉役や相手に手の内がバレないようにする話は、大変、参考になりました。相手にどう思われたらいいのか?どう思われたらダメなのか?などを教えてくれる本です。哲学書好き、ビジネスパーソン向け。2020/11/01

こうじ

3
これは名著。名文と言っても良いかも。1774年にイギリス最大の教養人の一人と称されたチェスターフィールド卿が、自分の息子にあてて人生全般の心得を説くために送ったとされる手紙なんだけど、愛情があふれる内容であるとともに、18世紀にこの内容が書かれていたかという驚きと気づきに溢れている内容。何度も読み返したい、人生の軸となるような一冊。2017/02/08

izumasa57

3
ずいぶん古い本ではあるが、内容に古さを感じない。人としての賢明な生き方とは何かが詰まっている。2015/06/28

tkokon

3
【ふむふむ】「物腰は柔らかく、意思は強固に」という言葉が刺さった。自己啓発本に出てくる「既知の内容」が多かったが、驚くのがこの内容が300年近く前に書かれたこと。むしろ、書かれた年代で言えばこちらがオリジナルということになる。この本も良い本だったが、「父から子への手紙本」を1冊しか本棚に残せないとしたら、「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」を選ぶかな。2014/01/08

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/6789674
  • ご注意事項