人間 この未知なるもの―人間とは、いかなるものか何が人生の原動力になるのか

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784837956808
  • NDC分類 114
  • Cコード C0030

内容説明

人間とはいかなるものか、何が人生の原動力となりわれわれをつき動かすのか―ノーベル生理学・医学賞受賞の著者が人間の可能性とその未来を、生理学的・哲学的に考察する。本書は時を経るにつれ、ますます時宜を得たものになるという逆説的運命を持った一冊である。

目次

第1章 人間とは何か―その多様な資質の未来
第2章 「人間の科学」―分析から総合へ
第3章 行動する肉体と生理
第4章 創造する精神
第5章 人生の密度と「内なる時間」
第6章 適応の構造
第7章 「知的個人」の確立
第8章 人間復興の条件

著者等紹介

カレル,アレキシス[カレル,アレキシス][Carrel,Alexis]
フランスに生まれる。ノーベル生理学・医学賞受賞、医学の発展に不滅の足跡をのこす

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
上智大学名誉教授。深い学識と鋭い評論で知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

田山河雄

1
現状では残念ながら小生の理解力を超えている。別の機会に又会える時があればありがたいし素晴らしいと思う。2022/11/07

parc11

1
ノーベル医学賞受賞歴のある著者による「人間」を総合的に捉えようとする試み。産業文明がもたらした不自然な生活様式等に対する批判は、同じ1930年代に製作された映画「モダン・タイムス」のイメージと一致する。毀誉褒貶相半ばする人で、優生思想の文が散見される、というか自明の理としてそれが根底にある。どうやらムッソリーニが好きみたいだし(笑)。一方、冒頭で(「偉大な白色人種」ではない)野口英世を他の同僚と同様に讃えていたり、ロンブローゾを否定していたり、ニートやヒッキ―を肯定しているとも言える件があったり。2017/01/11

47

1
あんまり面白くなかった。後半になると過激、というか刺激の強い主張(優生学、人種差別的な表現)が増えてきて受け入れ難い。ここまでやらないと堕ちてしまう、または滅びてしまうほど人間は脆い種なのか、少し考えさせられる。2011/11/22

Kentaro

0
ダイジェスト版からの要約 いつの時代でも、人間は、教義や信念や幻想といった色眼鏡を通して人間自身を見つめてきた。このようにして得た概念は誤っているし、また、不正確である。道徳観念はいつの時代にもあった。人間の歴史の中で、それは根本的に重要なこととして証明されている。それは知性と美的、宗教的観念の双方に関係がある。それは、われわれに善悪を区別させ、悪より善を選択させる。高度に文明の進んだ人々においては、意志と知性は一つであり、同じ機能である。道徳的価値の高いものはすべて、意志と知性によってもたらされる。2018/07/30

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