内容説明
父親の役割とは何だろう。息子には“人生の先輩”として、生き抜くための言葉を授け、娘には“初めての男”として、将来の指針となる愛情を注ぐ―。かつては、その背中を見れば自然に伝わっていたことや、その生き方から当然のように継承されてきた知恵が、本書には凝縮している。「父の哲学」が日本からなくなった今、もう一度、ここにある8つの“真実の知恵”に耳を傾けてほしい。父親として“当然、伝えておかなければいけないこと”この本の知恵は、必ずやあなたと子どもの人生を、もっと価値あるものに変えるだろう。
目次
はじめに 父親からこの“心の財産”をもらえる子供は何と幸せだろう!―あなたはこの本からいくつの“答え”を見つけられるか
1章 「自分自身の道」をしっかり作る知恵―人のあとをついていくばかりでは、どこにもたどりつかない
2章 ここぞ、という時、確実に“合格点”を取る知恵―計画は“毎日”立てるから意味がある
3章 いつか“人の上に立つ人”になる知恵―“教育”とは人生のルールを学ぶこと。“経験”とはその例外を学ぶこと
4章 頼りになる“頭とからだ”を持つための知恵―若さとは“質”がすべて。これ以外に価値はない
5章 こころの傷とうまくつき合う知恵―失敗はしてもいい、そこから学んだことを忘れるな
6章 いつも人に愛され続けるための知恵―ただ愛されるより、信頼されることのほうがもっと素晴らしい
7章 どんな時間も充実させる知恵―一生通用する財産は“自分に勝った”という経験だ
8章 自分をさらに成長させるための知恵―自己満足という大敵に気をつけろ